1999-05-12 第145回国会 衆議院 逓信委員会 第9号
ここできのうも大分、関係の方といろいろ議論もしたのでございますが、特に、せっかくこういう新しい仕組みをつくって、仕組みはつくったけれども、例えば海難救助の対応について見ますと、さきに新生丸という船の事故がございましたが、これも、仕組みとしてはそういう装置をセットしてやる、しかし現実に、やはり船が沈むときの大変なパニックの中でそういったEPIRBを持ち出してきちんとやるということはなかなか難しいと思うのですね
ここできのうも大分、関係の方といろいろ議論もしたのでございますが、特に、せっかくこういう新しい仕組みをつくって、仕組みはつくったけれども、例えば海難救助の対応について見ますと、さきに新生丸という船の事故がございましたが、これも、仕組みとしてはそういう装置をセットしてやる、しかし現実に、やはり船が沈むときの大変なパニックの中でそういったEPIRBを持ち出してきちんとやるということはなかなか難しいと思うのですね
新生丸の件なんかについて言いますと、確認作業が非常に時間がかかって、その間に飛行機が出たり、船が出たり、解除、救助するのをまた一たんやめたりとか、そんないろいろなやりとりがあったようで、実際には二日間ぐらい時間がかかってしまったということがある。 これを見ますと、一々誤発射するたびに船が出たり、飛行機が出たりという格好になりますから、多大なお金もかかるわけですね。
しかし、機械と人間ということでございますから、今村議員から今質問もございましたように、この間ございました新生丸の事故等を見ますと、GMDSSといえども万全とは言えないなという感じがいたしておりますので、その件に関して質問をさせていただきたいと思います。
漁船新生丸事故を契機に今般設置されました捜索救助連絡会におきまして、誤発射の詳細な実態調査を行うとともに、関係者に誤発射防止対策について十分御議論をいただいて、具体的な対策の内容を検討していきたいと考えております。
○宮本岳志君 次に、少し問題を変えて、GMDSSと新生丸の海難事故について一つ二つお伺いしておきたい。 一月二十日のマグロはえ縄漁船新生丸事故は、二月一日からのGMDSSによる遭難安全通信システムへの移行を控えて大問題になりました。
そこに、船主さんの方だという話のふれ込みで、室戸漁業無線局の方から、新生丸と通話中であり船は無事であるという、私どもから見ると今まで余りなかったようなことが情報として入手した。しかも、これは通常の漁船との定時連絡先であるという面で我々としては信頼に足り得ると考えたわけでございます。それで、巡視船や航空機の発動を一たん出しておったものを解除した。
先ほどの質問にもございましたように、新生丸の場合も同じですけれども、GMDSSが機能しない原因は幾つか挙げられると思うんです。機器類の問題もある、さらに人的な情報誤判断の問題もある、こういうふうに思いますけれども、簡単でいいですから、今回の遭難事故の事実関係と今後の対策、これは海上保安庁の方にお伺いしたいと思います。
○野沢太三君 そこで、具体論なんですが、先般、漁船の新生丸が衝突事故によって沈没し、緊急発信をしたんだけれども、これがどうも誤発信と受け取られて長時間放置された。幸い五人救助されたのでよかったんですが、この対策を一体どうするのか。報告書も伺いましたが、問題がまだ残っているように思うんですが、いかがでしょうか。
新生丸の話が先ほどありましたけれども、ああいう事件の場合も、私どもは管区から地域の自衛隊に連絡をして、そしてあのときも、実は新生丸の救難は、自衛隊機で見つけていただいた、こういう経過があります。そういう意味では、海難事故等について自衛隊と海上保安庁の間の協力関係は、かなり事案もありますし、でき上がってきておるんだろう。
それで、この間も漁船新生丸が八丈島の沖で海難を起こしましたときにも、私ども、漂流予測ということで実施をしたわけですが、思わぬ方向に黒潮が動いておるとかそういうようなことがあって、実際はちょっとずれているというようなことがございました。
○山下八洲夫君 実は、この委員会で同僚議員が漁船新生丸の海難事故、この問題につきましてかなり真剣に議論をなされたわけでございます。当然、海上保安庁長官も真剣に一生懸命答弁はなさっていらっしゃいました。私自身がこの審議をお聞きしていまして率直に感じましたのは、一つは、どうもまだまだそういう意味では言いわけのような答弁にしか聞こえないなというのが率直な気持ちです。
次に、レーダートランスポンダーの関係でございますが、先生御指摘のとおり、新生丸事件の当時、捜索に従事しておりました当庁の航空機は新生丸のレーダートランスポンダーの信号は受信しておりません。 その原因といたしましては、三つほど考えられようかと思いますが、一つは、いわゆる救命いかだにトランスポンダーが傾斜して設置されておりました。
他方、アクセスが簡単にできる小型船の場合には特に自動離脱型の救命設備をつけておらないわけでございますが、この新生丸につきましては、小型船ではありましたがたまたま自動離脱型のものをつけておりました。しかしながら、今般の事故で新生丸が横転しましたときに十分な水圧がかからない状況になってしまいまして、結果として自動離脱しなかったという大変不幸なケースであったわけです。
──実は、ことし一月二十日に漁船新生丸というのが海難に遭いました。きょうはその質問をしたいわけでございます。 これは、海上保安庁あるいは運輸省全体の技術であるとかあるいは執務体制とか、そういうようなところに係ってくるものでございまして、運輸大臣の出席をずっとお願いをしておきました。
今回のこの新生丸の海難につきましては、一月二十日の午前七時二十一分にこの船のEPIRB警報を海上保安庁のMCCが一回のみ受信をしたということから始まったものでございます。 この一回のみというところに一つまず大きな意味があるわけでございまして、実は、二回受信をいたしますと、はっきりした位置が定まります。
この岩手県の新生丸の事件につきまして、救難がおくれたのはもうおっしゃるように事実でございます。そして、私ども、そういった点につきましては率直に言いまして遺憾に思っておりまして、いろいろこういった面での私どもの業務等々についての改善につなげていきたいと考えております。
きょうは、まず最初、一月の二十日に発生いたしましたマグロはえ縄漁船新生丸海難事故について質問したいと思います。 この新生丸は岩手県山田町船越漁協所属の漁船でありまして、ことしの一月二十日の朝遭難をいたしまして遭難信号が出たわけでありますけれども、その後、その信号が誤発射であったというふうにみなされてしまいまして、結局八時間空白、ほうっておかれた格好になったわけであります。
一月の二十日でございますけれども、岩手県のマグロはえ縄漁船新生丸が八丈島沖で遭難をするという事故が起こりました。この事故で問題となっておりますのは、二十日の午前七時二十一分、EPIRBという装置で救難警報が発せられましたけれども、この救難警報がいわゆる誤警報、誤った警報だ、こういうふうにみなされまして、本格的な捜査というものが八時間近くもおくれた、こういう点でございます。
そこで、さらに質問を続けますが、今、最初に大臣の方からお話がございまして、この漁船に、新生丸に衝突をした相手方の船舶がはっきりした、わかったということでございます。その御努力には敬意を表する次第でございますが、じゃ、これから一体どういうふうにこの事件はなっていくのか。
本件海難を担当いたしました横浜の第三管区海上保安本部は、直ちに関連情報の収集等を行うとともに、巡視船及び航空機の発動を指示いたしましたが、新生丸の定時連絡先であります高知県の室戸漁業無線局から、新生丸と通話中であり、船は無事であるという旨の情報を入手したことから、巡視船及び航空機の発動を解除したものでございます。
また、当時マーシャル諸島で操業中の第二新生丸、これは乗組員十九人のうち七名が亡くなっておりますが、そのうち多くの人は大腸がん、喉頭がん、脳腫瘍で亡くなっております。この中の現在生存中のAさんの例を見ますと、白血球の異常減少が現在も続いております。
たとえば、この第十一正進丸、それから第十三新生丸、それから二十八新栄丸、こういうものなんですが、この点はもう大丈夫ですか、きちんとさせましたか。
これは八月二十六日、青森県大畑町の第一長運丸九十六トン、もう一つは八月三十日、八戸の第十三新生丸、そして九十六トンの長運丸は罰金が五十四万五千四百五十四円、四十九トンの新生丸が七十二万七千二百七十二円。そうして、違反した事実を見ると、大きい方の長運丸が操業日誌記載違反、つづりひも封印なし、ボールペン使用、漁獲量記載なし、イカ釣り台数に問題がある。
お話しの第十新生丸は、五月の十五日の午後三時ごろ、僚船三隻とともに金沢沖約五十マイルで操業しておりまして、荒天となりましたので、当日、十六日の十一時四十分、小浜の漁業無線を経由しまして、三国の漁業無線へ、海がしけてきた、三国に帰る、こういう連絡をしてきました。おっかけて小浜のほうから、三国はあぶないから敦賀に回れ、こういう通信をやりましたが、そのときは確認の応答がなかった。
それは十四日に聞いて、三日ほどしたらこの事故が、海難があったんですが、新聞を見ますと、やはり無電で先ほど保安庁のお話にもありましたように、小浜から第十新生丸に連絡をしたら、それが十分傍受できなかった。
この新聞にははなはだしく極端なことが書いてありまして、「五日夜、かじ故障で救助を求めてきた新生丸(四・九トン、四人乗り組み)は、八日になっても手がかりがない。海図も読めず、無線操作を知らない漁船員ばかりの無謀操業で、巡視船の捜索は難航」している、こう書いてある。これは四・九トンだから役所の区別でいうならばまさに労働省だな。みんな四人とも事業主とすると水産庁。
最近におきましては、十月の初めにたしか第十新生丸という船が、やはり大陳島の近海で国民政府の軍艦に臨検を受けまして、その際にやはり同様の警告が国民政府の外交部から芳沢大使あてに口頭をもってあったのであります。その警告は十月の二十日にあったのでありますが、十月二十日にありましたのが一番最近の外交部を通じての先方からの申入れであります。